太陽を背にしているとき、平行な太陽光線に対して主虹は約42度の方角に見えるのだから、観測者を中心として、上方向ばかりだけでなく右方向にも左方向にもすべての方向について42°の方角に虹が見えることになる。1点を中心に左右上(下)に等しい角度で遠方に点を取っていくと、円弧ができる。つまり、虹は円弧(アーチ)状に見えることになる。なお、太陽の高度が高い(太陽光線が斜め上方から差し込むとき)と、図4(b)のように虹の面は地面に垂直でなく少し傾くので、虹の高度は低くなって、その分虹は少し小さ目になる。
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